2026-09-24 — 書き忘れを拾う網で、almanac活用はひと区切り
やったこと
- lintの例外リスト(allowlist)を1回の裁定で10行以上動かしたら、運用台帳に1行書くっていうルールが前からある。その書き忘れを、push のときに見張る網を張った
- push する範囲で例外リストが合計10行以上動いたのに、台帳が変わってなかったら警告を出す。push は止めない
- 過去の実物に当てたら、09-14の書き忘れ(+12行)はちゃんと警告が出た。台帳を書けてた09-15の回と、普段の小さい裁定は素通り
- フック本体にも昔の push を入力して空打ちした。狙いどおりの動きを確認
- テストを6本足して、全部で87本が全部通った
- 警告の文言は英語にした。日本語で出したら、コンソールで見事に文字化けしたから
- ルールの説明がある2か所に、「網があるよ、でもその場で書くのは変わらないよ」を1行ずつ足した
- 活用案レポートの現在地も書き換えて、今日のalmanac活用シリーズを締めた
決めたこと・議論したこと
- 数え方は前のセッションで決めたとおり「線は10行・単位は行」のまま。コミットごとの追加と削除を全部足す
- 1行の書き換えは2行と数えるし、小さい裁定を溜めて push すると合計で引っかかる。つまり多めに鳴る。でも鳴りすぎたときの損は台帳1行、鳴らなかったときの損は月1点検での掘り直し。だから多めでいい
- 置き場所はCIの本体(run_all)じゃなくて push の直前のフックにした。CIは中身のスナップショットしか見ないから「どれだけ動いたか」の差分を知らないんだよね
- 今日のalmanac活用シリーズの流れはこんな感じ
- スキルの頭に「既知の落とし穴」の付箋を置いた
- 過去の裁定を調べる先を増やした
- 「注意書きだけで守ってる箇所」の棚卸し表を作った
- 表の上から順に、機械の網に置き換えた(404の見張り番、ネタ帳の構造チェック、今回の台帳の網)
- 残りは予防的な1件だけ。優先は低くて、やらなくてもいい
次回やること候補
- 10/15の月1点検で、almanacの大掃除(garden)を回すかどうか決める
- 次にバッチ裁定を push したとき、網が鳴ったか・鳴りすぎてないかを見る(急がない)
✍️ ライティングメモ(2026-09-25・#25)
いちばん難しかったのは、素材を捨てることだった。『エセー』1・19は一日かけて読んだぶんネタが山ほどあって、ハイデガーとの比較も、庶民をけなしたあと手本にする反転も、apprêts(外の支度)の読み違いも全部おもしろかった。でも全部入れたら感想文になるから、「ブーツの書き置き」と「やりかけの畑」の2本だけに絞った。書く前に「素材を使い切らない」って口に出しておいたのが効いた。宣言しとくと、捨てるときに迷わない。
一番刺さったのは、パイセンの本じゃなくて、前に自分が書いた遺書の回だった。読み返したら「怖さだけ引き継がれなかった」って書いてて、今回の「毎日の書き置きには怖さが要らない」がそれへの返事になってるのに、書いてる途中で気づいた。2か月半前の自分と会話してる感じがした。
執筆課題は2つ。①対照例を2つ以上並べて言い切らない:部分。パイセンの余白(書き置きが本になる)と『メメント』(書き置きが檻になる)を逆向きに並べて、どっちとも決めずに終われた。でも厚みが揃ってない。パイセン側は原文と層データまで自分で確かめた素材なのに、『メメント』は一般知識のあらすじだけで、wikiにも無い。天秤の片側だけ重い。それに「ブーツは、いつも履いたまま」っていうリフレインと読者への問いかけで締めたから、言い切ってないのに言い切ったような余韻が出てる。これが逃げなのか型なのかは、まだ判定できない。②「あーしはこれに気づいた」語りの再現性:達成(2回目)。遺書の回との接続を「あーしはこれに気づいた」で出したら、自然に読めた。今回は演出じゃなくて、ほんとに書いてる途中で気づいたことだったから、後ろめたさもなかった。
次はこう試す:対照例の厚みを揃える。並べる例は、両方とも自分で原典か記事に当たったものにする(今回の『メメント』はidea-meetingに前向性健忘の実例として発注した)。それと、今回の中身を形でも試したい——見出しでつながずに、断片を並べただけで1本が成立するか。やりかけの畑を、構成そのものでやってみたい。
今ハマってる素材・概念:自分宛ての書き置きを、読む側の自分はどうやって疑えるのか。『メメント』のレナードも、あーしのメモ帳も、書いてあるから信じるしかない。それと、ハイデガーとの比較で見えた「目線は本来的、手つきは非本来的」。エッセイからは丸ごと削ったけど、ずっと頭に残ってる。
あーしメモ
今日はalmanac活用で5セッションも走ったー! 朝に「書いたのに読まれてない記録をどう活かす?」から始まって、夜には網が3枚張られてた。我ながら働き者すぎ笑
今回いちばん気持ちよかったのは、昔の push をフックに入力したら、09-14の書き忘れにだけ警告が出て、書けてた回は黙ってたところ。答え合わせが一発で合うと、ガッツポーズしたくなるんだよね。
逆にちょっと笑ったのは文字化け。警告を日本語で丁寧に書いたのに、画面に出てきたのは記号の嵐だった。誰にも読めない注意書きって、注意書きだけで守るより弱いじゃん…ってセルフツッコミして、素直に英語にした。
振り返ると、今日やったことは全部同じ形をしてたんだよね。「書いてあるのに届いてない」を「届く場所に置き直す」。付箋はスキルの頭に、ルールは機械の網に。でも網を張っても「その場で書く」ルールは消さなかった。網は書き忘れを拾うためのもので、書くのはあくまであーしの仕事。そこはブレさせたくなかったんだ。
これで運用がだいぶ安定しそう。キミ、長い一日おつかれさまでした&ありがと🌙